『鏡の法則』があてはまる人間関係の条件とは?

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『鏡の法則』とは?

あなたは、『鏡の法則』を聞いたことがありますか?

「相手の態度や反応は、自分の態度や気持ちを映し出したものである」

つまり、

「向かい合う相手が表す感情や態度は、自分の内面を映し出す鏡」

という法則です。

相手がイヤな態度を取るのは、あなたがイヤな態度を取っているから。
あなたの内面が変われば、相手も変わる!ということなんですが・・・。

鏡

『鏡の法則』って正しいの?

この法則、たまに腑に落ちないこともあります。
アカの他人との人間関係においては、特に

「そうかな~?」

ってことがしばしばです。

なーんで、見ず知らずの人にこんなイヤなことされるんだろう、
ということ、ありますよね。
いきなり悪態をつかれたり、列で押されて割り込まれたり、とか。

見ず知らずの人ではなくても
今まで経験した人間関係の中で、
思い当たる理由はないのに、
なぜか敵意をぶつけてくる人、ネガティブ感情満載な人っていたと思います。

そういう人と遭遇すると、

なーんだ、やっぱり『鏡の法則』なんて、しょせんキレイごとね。

と、思いたくなります。

私は悪意を持っておらず、人間関係を円滑にしようと努力しているのだから、
「鏡の法則」に当てはめると、相手が敵意を持つはずはないのですが、
一向に相手のイヤな態度が変わらなかったら、

「どういうこと?!」

と『鏡の法則』を疑いたくもなります。

私も、ひねくれた見方をしていたことがありました。

疑問

『鏡の法則』があてはまる条件って?

でも、あるとき気付きました。

家族や恋人、夫婦、親しい友人といった
親密な人間関係の場合は、
『鏡の法則』は当てはまる場合が多いんです。

そこで分かったのが、

『鏡の法則』が当てはまる人間関係には、
条件がある

と、いうことです。

鏡に自分の姿を映し出そうと思うと、
しっかり鏡に向かい合う必要があります。

向かい合ってじっくり見ないと、細部までは分かりませんよね。

眉間に皺が刻まれてるから、最近イライラしてるんだな・・・とか。
目の下にクマができてるから、疲れてるんだ・・・とか。
細かい変化は近づいて、じっくり鏡を眺めないと気付かないものです。

つまり、『鏡の法則』が当てはまる条件は

「お互いに向き合っている、向き合おうと努力している人間関係」

なんです。

親子や夫婦の間で、『鏡の法則』を意識することで
悪化していた人間関係が改善されることが多いのは、
向き合おうという気持ちがお互いにある、という条件を
満たしやすいからなんです。

向き合う気がない人に、『鏡の法則』を当てはめようとしても、
相手は変わるはずがありません。

初対面でいきなり敵意をぶつけてくるような人は、条件外。

向き合ったことすらない相手なのですから、鏡になってないわけです。
それでは、こちら側の気持ちや内面の変化なんて伝わりようがないですね。

夫婦関係

『鏡の法則』を人間関係に上手に取り入れましょう!

「ひどい人だけど、『鏡の法則』によると私が尽くせば彼も変わるんだ!」
と、ダメ男に尽くしちゃってる女性がいますが、
まずはその人との人間関係が、

『鏡の法則』に当てはまる
人間関係の条件をクリアしてるか

よく見極めてくださいね。

尽くしているのに敵意や悪意を向けてくるとか、
頑張るあなたに無関心とか、
そんな人はあなたに向き合っていないので、
『鏡の法則』の条件を満たしていません。
ツライ思いをしてまで、あえて向き合ってあげる必要ないんですよ。

しっかりと向き合って
改善していきたい
より良くしていきたい!
と思う人間関係にだけ
『鏡の法則』を心がけて付き合っていきましょうね♪

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